リンナイは28日、過去に製造・販売した浴室暖房乾燥機に発火の恐れがあるため、リコール(無償修理)を行うと発表した。
対象は2001年6月から09年1月に製造した3万3147台で、天井埋め込み型のタイプ。点検の上、無償で部品交換する。
浴室に温風を送るためのファンモーター内部の電子基板に水が付着すると、発火する恐れがあるという。14~17年に静岡県、愛知県と東京都で火災事故が3件発生し、調査の結果、設計上の欠陥が分かった。換気運転の場合は発火の恐れはないとしている。
問題の浴室乾燥機はリンナイが製造し、同社と東邦ガス、東京ガスの3社が販売した。機器本体の種類やリモコンの品番による問題製品の見分け方は、3社のホームページで確認できる。問い合わせ先は(0120)113531。
リンナイの詳細サイト: 浴室暖房乾燥機のご使用に関する大切なお知らせ