輸入住宅に施工される玄関ドアは、木製かファイバーグラス製のものが使われます。(古いものでは、スチール製もありましたね)
こうした輸入ドアは、国産のアルミ製と違い、相当な重量があるものです。
木製の場合であれば中まで木で出来ていますし、強化ガラスでサンドされたステンドグラスがはめ込まれていたりしますから、60kg以上の重さのものもしばしばです。
その為泥棒や空き巣が破壊しようとしても困難を伴いますから、ドアそのものでなく、ロック・ラッチ等の付属部品を壊そうとする訳です。(ですから、それを守るガードプレートは必修です)
ただ、そうした頑丈なドアですから、ドアを頻繁に開け閉めする玄関では、ドア・ヒンジの摩耗も発生します。この輸入住宅は、新築から10年近く経っていますが、蝶番の噛み合わせの部分が随分減って、ガタガタになってきています。
こうなると、ドア自体が下がってきて、敷居のボトムシルに擦ってくるようになりますから、ヒンジの交換とドアの位置調整が必要です。
頑丈で美しいというメリットと、重いというデメリット。全ていいとこ取りは出来ませんから、デメリットを補う工夫として家のメンテナンスがあるとお考え下さいね。
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