こちらは、珪藻土が塗られた天井に穴を明けたところですが、給排水管や電気配線が走っているのが見えますね。
何でも水回りの水漏れがあったらしく、それを修理する為に水道屋さんが天井を明けたとのこと。
随分前に配管の修理はしたようですが、天井の補修についてはこの家を造った地元の住宅メーカーが倒産してしまって、暫く途方に暮れていたそうです。
私たち ホームメイドは、以前この輸入住宅の玄関ドアの交換や防犯対策をさせて頂いたことがあり、私共を思い出してご相談頂きました。
どこの配管の不具合かを確認する為でしょうが、結構大きな穴が明いていますし、石膏ボードの上に塗られた珪藻土の厚みが2mmもあります。新しい石膏ボードで穴を塞ぐのは然程面倒ではありませんが、厚みを調整して天井をフラットにするのには、材料を少し考えないといけません。
また、配管修理をする際にグラスウールの断熱材が剥き出しになっていますから、新たに天然ウールの断熱材を入れてあげたいと考えています。
天然石膏の輸入パテとパラペイントを使って仕上げれば、きっときれいに直ると思いますが、新築したところが潰れてしまうと本当に大変です。特にこだわりのあるような輸入住宅となると、ちゃんと元通りにすることが難しいこともあるでしょう。
今回は、接着剤を多く含んだ珪藻土で復旧するのではなく、アメリカンなドライウォールで仕上げるというのは、本物により近づける意味もあるんですよ。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
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