昨日、ミルガード(Milgard)社製シングルハング・サッシのチャネル・バランサーが壊れたということで、豊明市のお客様の処へ交換に伺ってきました。
不具合のある窓の数は、それ程多くはなかったのですが、2時間近く交換作業に時間が掛かってしまいました。
それは単純に両側のバランサーだけが悪かったということではなかったからです。
可動する下側の建具(障子)ですが、ロック金物が載っている上枠の樹脂フレームが割れてきていました。大きく割れが入っていたので、このままバランサーを交換するだけだと割れがどんどん大きくなってきそうでしたので、建具を外した今なら接着剤で付けることをお勧めしました。
樹脂との相性が悪かったのか、なかなかうまく付かなかったのですが、何とか接着してバランサーを交換した後、建具を元の位置に戻しました。
でも、何かバランサーがしっくりこないのです。再度建具を外してよくよく見ると、建具の両サイドに付いているトップ・サッシュ・ガイドと呼ばれるプラスチック部品が破損して割れているではないですか。
この部品は、バランサーの先が丁度当たってくる場所のパーツで、これがちゃんとしていないと、バランサーが建具内にうまく納まってくれません。
もしかしたら、このパーツが割れていたせいで建具の上枠に下からバランサーの力が加わって、上枠が割れてきてしまったのかも知れません。
ですから、チャネル・バランサーの糸やバネが切れた時は、可動する建具に付いているトップ・サッシュ・ガイドも一緒に点検チェックして調達した方がよさそうです。
<関連記事>: ミルガード シングルハング窓用バランサー (2016年1月25日)
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