今日、岐阜県海津市でスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)やケースメント・サッシ等の交換をしてきました。
こちらは、和室の掃出しサッシですが、建具の木部が完全に腐ってしまい、ハメ殺しも可動サッシも両方交換しなくてはなりませんでした。
原因は、外装のアルミ・カバーとガラスとの間に雨が侵入し、長い時間を掛けて中の木を腐らせてしまったことです。ご覧のようにまるでシロアリに食われたように、木がボロボロになっています。よくここまで持ちこたえたというのが私の印象でした。
Pella社のパティオドアは、組み付けが非常に頑丈になっています。特にFIXのハメ殺しサッシの方は、サッシ枠の下や上からいくつもの長い釘でしっかり固定されていますから、枠を残して建具だけを外すというのは至難の業です。
それでも、何とか太い釘を切断してようやくここまで外すことが出来ました。(写真では、矢印の部分の建具枠がまだ残っています)
マーヴィンやアンダーセンといったサッシでは、これ程大掛かりな解体作業にはなりませんが、ペラの掃出しサッシだけは、普通の大工さんでは太刀打ち出来ないかも知れません。
そう言いながら、私たちはちゃんと建具の入れ替えを完了しました。サッシの雨漏れでお困りの方は、早めに対処しないとこんな大掛かりな修理が必要になりますから、注意して下さいね。因みに、ちゃんと適切にメンテナンスしていれば、木製サッシでも雨で腐ることはありません。
<関連記事>: ドアが腐ったペラの掃き出しサッシ (2017年2月19日)
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