こちらは、名古屋市のとある輸入住宅に取り付けられたダブルサイドライト(両袖子扉)付きのダブル玄関ドア。
大小4枚のドアが横一線に並んだ様子は、圧巻です。
このオーク木製の玄関ドアは、シンプソン(Simpson)社製でも最も高価な部類の玄関ドアでしたから、このおうちがどの程度の家なのかは想像に難くありません。
そうそう、玄関ハンドルも高級なボールドウィン(Baldwin)のものが使われています。
今回、このドアも20年以上経ってしまっていることから、屋外側の塗装の塗り直しについてご相談頂きました。写真にある室内側は、本当にきれいな状態を保っているのですが、風雨や紫外線に曝される外部はどうしても劣化してしまいます。
ただ、ベタ塗りのペンキなどを使って木目を塗り潰してしまうといった安易な補修をしていないようですから、何とか木目を活かした感じで再生出来るかも知れません。
木の細かな割れがいくつも出ているようですから、それを気にしないということなら大丈夫ですが、それを何とかしたいということなら、真っ白く塗装することも選択肢に入れる必要があります。
まあ、そうすると本当にアメリカンな感じになって素敵だと思いますが、そうした変化を受け入れるだけの大胆さも必要です。何れにしても、今後は10年に一度塗り直しをして下さいね。
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