最近、何故だか立て続けにご相談頂いているローウェン(Loewen)社サッシのメンテナンス。
写真の窓は、北欧製のサッシのように回転して、上下が逆転するアクセス・ウィンドウ(Access Window)というサッシです。
窓枠の両サイドの中央に回転軸が付いていて、そこを中心にクルクル回る構造になっています。
ただ、そのままだと風で動いてしまうので、ロト・アームと呼ばれる金物で固定も出来るようになっています。今回は、ロト・アームと建具(障子)とをつなげる為の固定金具が壊れてしまったので部品を調達したいという問い合わせでした。
プラスチックで出来た部品ですから、どうしたって経年劣化で割れたり欠損したりしてしまうのは必然です。10年以上前に製造された特殊なサッシですが、メーカーから未だに修理部品が供給されているのは驚きです。
こうした部品をカナダから取り寄せるのですから、海外送料や手数料はどうしても多く掛かってしまうのですが、国産サッシと比べれば手に入るという状況だけでも幸せなことではないでしょうか。
輸入資材を調達出来る専門家は日本では限られていますが、皆さんが何とかしたいという情熱さえあれば、必ず元通りになることを忘れないで頂きたいと思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
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