他社では真似できない差別化商品

他社では真似できない差別化商品

私たちのオープンハウスのお隣で、某有名住宅メーカーのセキ○イさんがオープンハウスをやっていたのですが、来る客、来る客、みんなうちの家を見て感動して帰っていく。勿論、彼らはうちの家を目指してきた訳ではない。むしろ、どこかの知らない工務店の家だから大したことはないだろうと、ついでに立ち寄っただけなのに・・・。

そして、「こんな家、私たちに出来る訳ないじゃない」と鼻から諦めてしまう人もいれば、熱心に私たちの説明を聞こうとする人もいた。それ程、大手住宅メーカーとはデザインやクオリティが全く違うみたいだ。まあ、確かにレンガ積みと石目調サイディングとでは外壁の重厚感やルックスが違うのは分かるんだけど、それ以上にインテリア・デザインの質感に埋められない深い溝があるらしい。

白っぽいビニールクロス、プラスチックのように光った安い合板フローリング、部屋の真ん中に付いた大きくて丸い蛍光灯の照明器具、張り物のドアやキッチン。どれをとっても品質やデザインよりもコストや利益を優先していることが感じられる。

予算を抑えたいというお客の要望を形にしたということは理解出来るが、何の為にお客さんは家を建てたいのだろうか?もっと生活に豊かさを加えたいからじゃないのだろうか。住めればいいというだけなら、今住んでいる賃貸住宅や古い持ち家に住んでいてもいい訳でしょ。

何千万というお金に見合うだけの価値は、人それぞれ違うかも知れないが、品質あっての企業ステータスじゃないのかなぁ。

じゃあ、どうしてこんなにインテリアに差が生じるのか?やはり、それはドライウォールに塗ったパラペイントの美しい色とツヤ、照明器具自体のデザインと部屋への配置が最も大きな理由だと思います。こんなことを言うと、他の住宅メーカーに真似されそうですが、ホームメイドでしか扱っていないPARAの色を再現するのは、まず無理なのです。

国産の塗料や他の輸入塗料にはない微妙な色の美しさは、パラペイント独自のものだからです。塗料のツヤにしても、壁や天井にはツヤのない商品を、また枠やドアには8分ツヤの商品を、と使い分けて高級感を上げているのです。ましてや、カナダ製の照明器具だって、ほぼホームメイドのオリジナル。配置にしても私たちしか持ち合わせていないセンスでデザインしていますから、どうしようもないですよね。

パラペイントと輸入照明とが織りなす光と影は、インテリアに魔法をかけてしまうのです。

自分たちの利益よりも後世に残るデザインにやりがいを感じるのって、変でしょうかねぇ。でも、私たちは、パラも照明器具もデザインの技術も独占するつもりはありません。依頼があれば、いつでも提供するつもりです。

自分だけの利益を目的とするのでなく、日本の家づくりの変革こそがホームメイドの使命です。

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