水性塗料は、空気で固まる

水性塗料は、空気で固まる

私たちがドライウォールなどに使っている輸入の水性塗料パラペイントは、水性アクリルという素材で出来ています。そう、絵画を描く時に使うアクリル絵の具と同じものなんですね。

この水性アクリルは、水分のあるところでは液体なんですが、空気に触れて一旦乾燥してしまうと個体になって元には戻りません。ですから、内装の壁などに塗っても、それを後から水拭きするなんてことが出来る訳ですね。勿論、ビニールクロスに使われている揮発性の有害化学物質を含んでいませんから、シックハウス症候群やアレルギーのご家族がいるおうちでも安心です。

さて話は変わりますが、輸入塗料の場合多くは、北米から船便で1ヶ月くらい掛けて日本にやってきます。勿論、お客様に使って頂く時には、更に在庫として数ヶ月の時間が経過するのが普通です。

その時、塗料の缶のフタなどに付着した塗料の一部が乾燥してくるなどということが、よく起こります。缶の中にも、空気が少し入っていますからね。北米などでは、使う前に塗料を裏漉しして使う習慣があるのですが、塗装仕事が減ってきている日本ではあまりそうした手間を掛けることが少なくなりました。

そうしたことを知らずに塗ってしまい、壁にダマが付着するなどということを防ぐ為、ホームメイドではパラペイントを大量に購入頂いたお客様に対し、漉し器を1個無償で差し上げることと致しました。

欧米人のように、「小さなダマなので気にしない」というおおらかなお客様でしたら、そのままお使い頂いても結構ですよ(笑)

尚、漉し器は網の目が細かいので、漉し終わったらすぐに水で洗って下さいね。そうしないと、網の目に固まった塗料が付着して次に濾せなくなりますので、長く使う為には注意が必要です。是非、皆さんご活用下さい。

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