24年前に輸入住宅で施工された木製のビルトイン・ガレージドア。
新築から今までケアしてこなかったということですから、よく持ちこたえたという感じです。
でも、屋外ですから常に雨ざらしという状態の中、ドアの塗装は剥げてしまい、組み上げられたパネルは徐々にバラバラになっていったのでしょうね。
そんな状況をみて、このままではガレージドアが崩壊してしまうと感じたお客様は、ホームセンターで売っている固定金物をドアに打ち付けて補強をしたようです。
ただ、木部塗装の劣化という根本的な原因を解決していませんから、ドアの崩壊を止めることは出来ません。勿論、新築時に塗った国産塗料が、防腐・防虫塗料であって防水性がすぐに失われてしまうようなものであったのも問題でした。
ここまでなってしまうと、ガレージドア自体は新しいものに交換する以外にはありません。
ガレージドアのバランス調整やトーションスプリングの定期的な交換を行って、機械的なメンテナンスを行うことも長持ちさせる秘訣ですが、パラペイントのティンバーケアのような塗料を使って、ドア自体のケアをしてあげることも忘れないで欲しいですね。
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