ピンタレストで見かけたバスルームの写真です。
洗面台やトイレがありますから日本だったら洗面所というのが普通かも知れませんが、シャワールームやトイレ、洗面が1つの部屋にまとめられた空間のことは、バスルームと言われるのが一般的です。
日本人なら浴槽(バスタブ)が欲しいというのでしょうが、アメリカやカナダの人は浴槽を殆ど使わず、シャワーのみで暮らす人の方が圧倒的に多いのです。
シャワールームの仕切りが、こんなにいい加減だと湿気が部屋に籠って大変だと思われるかも知れません。でも、シャワーを使う一瞬はそうなるかも知れませんが、そのくらいなら天井換気扇でほぼ十分。
簡単なフタをしているにせよ浴槽になみなみにお湯を張った状態で、長時間放置しているような日本の浴室とは湿気の量は全く違います。
勿論、壁や天井は、水性塗料を塗ったドライウォール仕上げですから、ビニールクロスのように水滴でベトベトすることもありません。因みに、こういうバスルームの場合は、パラペイントの「キッチン&バス」という少しツヤのある塗料を使って、湿気に強い壁・天井に仕上げます。
それにしても、北米のバスルームは洗練されていますよね。
エボニー&アイボリーを基調とした空間に、ライトグレーの壁を配しています。白と黒は色彩として認識されませんから、薄いグレーに緑のアクセントがあるだけというふうに仕上げれば、どんな家でも美しくなりますから、簡単な部屋の模様替えをお考えの方はやってみて下さい。
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