輸入住宅を建てる人なら、やっぱりビルトイン・ガレージは必修ですね。
車に乗ったままリモコンスイッチを押せば、ドアが自動でせり上がっていく様子は、家を建てたという満足感を満たしてくれます。
でも、ガレージドアも機械で動きますから、日頃のメンテナンスの他に5年毎のバランス調整や10年毎の定期点検も必要です。
こちらは、新築から15年近く経ったガレージドアですが、トーションスプリングと呼ばれる大きなバネが断裂し、ドラムワイヤーも外れてしまいました。
トーションスプリングは以前にも交換したことがあるようですが、10年毎の交換時期よりも寿命が短い場合もあるようです。それは、バネの個体差もありますし、日頃のメンテナンスを実施しているかどうかや使用頻度などによっても変化します。
また、木製ドアの場合雨風に当たりますから、どうしても自然と歪みや狂いが生じやすいということもあるかも知れません。ですから、屋外用の木部防水塗料 ティンバーケアなどを使って塗り直しをしてやらないといけません。
いいものは手間・暇を掛けてこそ、長く調子よく使えるものです。決して何も手入れをしなくていいものが、いいものという訳ではありません。(勿論、手入れが少なくて済むのは助かりますが、それが美しさや満足感につながるものではありません)
素敵なインナー・ガレージを維持していきたいなら、どうぞ手を掛けて修理・メンテナンスをしてあげて下さいね。
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