岐阜県海津市の輸入住宅でサッシの大規模交換を予定していますが、その建具が本日倉庫に入荷してきました。
交換する窓は15本近くありますし、そのうちの6本が大きなスライディング・パティオドアという具合ですから、倉庫の中は一杯という感じです。
普通だったら会社に一旦入れるなんてことはしないで、現場に直接搬入すれば効率的で時間もセーブ出来るのですが、私たちにはその選択はありませんでした。
今回のペラ(Pella)・ウィンドウは、アルミクラッドと呼ばれる木製サッシですから、木部に防水塗装を施さなければなりません。また、塗装だけでなく、外装のアルミ部分のつなぎ目にもコーキングを打って、防水処理を実施します。
こうしたことを建具交換した後にすることも可能ですが、サッシの金物などが邪魔をして塗りにくい場所が出てしまいます。だから、面倒ではありますが、会社に一旦搬入して、ここでティンバーケアを使って防水塗装等を行ってから、現場へと運ぼうという訳です。
数も数ですし、作業には時間も掛かります。また、これからお盆の時期にも掛かってきますから、現場での取付けはお盆明けになりそうです。
こうした地道な作業と気遣いをすれば、それなりに時間や費用は掛かりますが、窓の雨漏りによる木部の腐食で交換を余儀なくされたという経緯を考えれば、丁寧な仕事こそお客様から求められていると思います。ですから、少々お時間は頂戴しますが、どうぞご容赦下さいませ。
<関連記事>: ペラのサッシは、ペアガラスだけじゃない (2017年3月10日)
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