今日は、朝は豊川市、お昼からは岐阜県山県市のお客様の処に伺ってきました。
豊川は、昨日記事に書いたドアノブの交換へ行ってきたのですが、山県市へは輸入サッシや玄関ドアなどが修理可能かどうかを調査しに伺いました。
玄関ドアは、予想の通り重い輸入ドアが長い間使われ続けた為に、ハンドル側の方が下に下がってきて鍵が固くなったというものでした。
こちらは、取り敢えず簡易ではありますが、ストライクを調整してスムースに鍵が掛けられるようにしてきました。ただ、ちゃんと直した訳ではありませんから、ヒンジを交換するなどして後日メンテナンスをする必要があります。
そして、次に輸入サッシですが、ノード(Nord)社のアルミクラッドのサッシとウィンテック(WinTech)社の樹脂(PVC)サッシが混在している輸入住宅でした。
どちらもなかなかお目に掛かれない珍しい輸入サッシなんですが、今日はウィンテックのサッシからお話しします。こちらは、13年前に施工されたものですが、他社のシングルハングの窓と同様バランサーの糸が片方切れてしまい、うまく開けられなくなっていました。
何度も私の記事をご覧頂いている方ならお分かりでしょうが、どのメーカーでも使われている汎用品のバランサーです。ただ、窓の大きさが半端なく大きかった為、通常使われないくらいバネ強度が強いバランサーが使われていました。
それでも、開くには相当力が必要だったということですから、今回新しく調達するバランサーは、一段上の強度のものを手配しようかと思っています。
ただ、お客様には、あまり強度を上げ過ぎると、逆に閉めようとしてもサッシが勝手に上がってしまい、閉めるのが大変になりますから注意して下さいとお話ししておきました。
私たちによっては、然程難しくない不具合ですが、お客様にとっては長年悩み続けた問題だったそうです。私たちが伺って、部品さえ調達出来れば簡単に新築時に戻りますとご案内したことで、きっと安心して頂けたと思います。こういう方が、きっとたくさんいらっしゃるんでしょうね。
<関連記事>: ウィンテックのシングルハングも元通り (2017年10月6日)
<関連記事>: Nord も、サッシを作ってたんだ~ (2014年7月31日)
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