今日は、お昼過ぎまで掛かって大工さんと一緒にペラ(Pella)社のボウウィンドウのハメ殺しサッシを付け替えてきました。
少し窓枠の色が違うのが、今回交換したサッシです。
20年近く前のペラのハメ殺しは、ガラスやアルミ枠の隙間から雨水が入り込んで木枠の部分を腐らせるというトラブルが多いです。
ボウウィンドウの4枚ある建具(障子)のうち、幸いなことに1枚だけしか腐っていなかったので、ボウウィンドウごと交換するという最悪の事態は回避出来ました。
ただ、このハメ殺しのサッシは、簡単に交換出来る代物ではありません。まずは、ペアガラスを枠から外して、次に木枠をノコギリとノミを使ってバラバラにして撤去します。
これにすごい手間と時間が掛かるんです。新しい建具が入るだけの空間を確保しないと、建具がきれいに施工出来ませんし、逆に木枠を削り過ぎると建具と窓枠との間に隙間が生じて雨漏れの原因になりかねません。絶妙のところで建具を挿入するというのが、プロの技なんです。
建具を取り付けて固定したら、最後にガラスの周囲やアルミ枠のジョイント部分、建具と窓枠とが接する部分に防水コーキングを打って完了です。ついでに隣のハメ殺しサッシの方も念の為コーキングを施工しておきました。でも、これはサービスですけどね。
<関連記事>: Pella のボウウィンドウは注意が必要? (2017年1月13日)
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