昨日記事に書きました名古屋市瑞穂区の現場です。
足場が掛かりましたので、まずは屋根の状態確認の為に表面の洗浄を行いました。
いや~、3階のそのまた上ですから高いですねぇ。高所恐怖症の私としてはメチャ怖いですが、そんなことでは建築の仕事は出来ません。冷や汗を掻きながら、登りましたよ。
10年近く前に撮られた写真では、ガルバリウムの金属屋根の塗装が相当傷んで見えましたので、最悪屋根材を撤去して新しく葺き直すことも考えていましたが、幸い表面の塗装が劣化していた程度で事なきを得ました。
ただ、こうやって水で流していると、劣化した塗料が水と一緒に茶色くなって落ちていきます。塗装の方は、もう限界といった感じでしたから、塗り直しのタイミングとしてはよかったと思います。屋根の洗浄が完了した後は、外壁の洗浄へと移っていきます。
通常は雨樋の洗浄していくのですが、今回は樋が劣化しているようですので交換します。ですから、洗浄は必要ないのですが、壁や屋根を洗っていればどうしても一緒に洗われてしまいますね。まあ、きれいになることですから、悪いことではありません。
この洗浄作業をしっかりやらないと、新しい塗装がしっかり定着しませんから、大切な作業です。安くやろうという業者さんは、この作業をしないでいきなり塗装をするところもあるようですが、それではすぐに剥がれてきてしまいます。
塗ったすぐは同じように見えますが、手を抜いた仕事は化けの皮がそのうち剥がれてくるものです。その時はもう支払いも終わっていますから、文句を言っても知らぬふりなんでしょうね。明日は、屋根の赤い錆止め塗装の模様をお伝えします。
<関連記事>: カラーベスト屋根の塗装の剥がれ (2015年10月24日)
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