ビルトイン・ガレージのドアには、ドアを巻き上げる為の大きなトーション・スプリングというバネが付けられています。
幅が2.4mくらいのドアであれば、1本。倍の4.8mくらいであれば2本付けられているのが一般的。
ですから、写真のガレージドアは、2.4m程度の幅のものであることが分かります。ただ、ガレージドアは、製造メーカーや用途によって、大きさや材質、パネル・セクションの段数や明かり取り用の窓のあるなしがある為、その重量は様々です。
このように、トーション・スプリングが経年劣化で切れてしまった場合、そのドアに合った強度のバネを設置することが求められます。強度が弱ければ、電動のガレージ・オープナーに余計な負担が掛かります。また、巻上げが甘ければ、ちゃんとドアを引き上げることが出来ません。
日本でよく出回っているウェインダルトン社製のガレージドアですが、一概に同じトーション・スプリングを使えばいいという訳にはいきません。最低でもドアの大きさや重量の計測をしてから、トーション・スプリングを調達するようにして下さい。
また、バネが切れる原因は、ドアの調整不足やドラムワイヤーの伸びであることが多いですから、バネの交換と一緒に調整作業もしてもらうようにして下さい。
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