豊田市で輸入玄関ドアの塗り替えを行いました。
何度か記事で紹介させて頂いた現場ですが、外側の塗装面だけでなく下地のグラスファイバーの表面もザラついた感じでした。
まずは、既存の塗料を少し剥がして、比較的塗装が良好な室内側から塗装を行いました。今回使った下塗りの着色塗料は、乾きが早くボヤボヤしているとすぐに固まってしまいます。
木目を出すには、着色された塗料が乾き切らないうちにハケや柔らかい布で表面を拭いてやる必要があります。そうすることで、塗装の厚みが変化して陰影が生まれるのです。
本物の木というものは、木肌の具合によって塗料の吸い込みが違います。ですから、ステイン系のもので塗装すると場所によって色が濃くなる部分と比較的薄い部分が生じます。ですから、均一な色でない方が、より実物の木に近い感じが出るのです。
そこの加減が難しいのですが、お客様によっては均一な美しさを求める方もいらっしゃるようですから、なかなか大変です。まあ、感覚的なものですから、仕方ないことなんですけどね。
そこがうまくいけば、着色塗装が乾くのを待ってトップコートのクリア塗装を掛けるだけ。昨日は最高気温が18度にもなりましたから、乾くのも早くメインドアの屋外側の面以外はクリア塗装まで掛けることが出来ました。
冬と違って、ほんと春の陽気は有り難いですね。
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