先週、山梨県のお客様からメーカー不明の輸入の樹脂サッシに取り付けられているチャンネル・バランサーが不具合を起したので、交換したいというご相談を頂きました。
何でも、これから販売する中古物件の輸入住宅に施工されている窓に付けられているものらしく、これが正常でないと売るに売れないといった状況なのでしょう。
写真をよく見ると、糸に連結しているはずのバネには、糸がつながっていないような感じですし、糸自体も変に曲がっていていつ切れてもおかしくない状態です。
バランサーは、窓を開閉させる為には必修のパーツです。そこに付いているバネや糸(ヒモ)が伸びたり切れたりしてしまうと、サッシを持ち上げる機能が働きません。つまり、開かずのサッシとなってしまう訳ですね。
バランサーは、10年毎くらいで交換する消耗品です。少し開け閉めがおかしいなと感じたら、バランサーの破損を疑って下さい。また、不具合のある窓以外に、上げ下げ窓がいくつか存在する場合は、今正常なサッシもそろそろバランサーを交換する時期に来ています。
その時は、まだ大丈夫と思わずに全てのバランサーを交換するようにして頂きたいと思います。一度にやらないと、輸入する経費だけでもバカになりませんから・・・。
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