ウェザーシールド社製ベイ・ウィンドウ(台形出窓)の両脇に取付けられた辷り出しサッシ(横方向に開いていく窓)。
今回、東京のお客様から窓を開けると閉められなくなるので修理したいという相談を頂きました。
Weather Shieldと言えば、フレームが繊細なアルミクラッドの木製窓という印象ですが、20年くらい前には結構メジャーなサッシでした。今はアメリカのメーカーに直接メンテナンスの相談をしなければなりませんから、普通のアルミサッシ屋さんや工務店さんでは歯が立ちません。
お話を伺った処では、サッシの木部に何らかの不具合があって、金物を留めているビスやヒンジ類が抜けてきているのかも知れません。ただ、窓を開けられないという状況では、どこが実際に悪いのかを確認する手段がありません。
足場を組んで外からも窓を支えられるようにしない限り、サッシを開けて不具合を調査することは出来ませんから、さてどうしたものでしょうか。確かにメーカーに聞いて推測で事を進めることも可能ですが、もし原因が違っていたらお金も手間も無駄になりかねません。
特にこの輸入住宅では、窓の周囲の外壁にも雨漏れの疑いがある形跡があるようですから、十分慎重に調べる必要がありそうです。
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