昨日が仕事納めだったのですが、職人さんの都合で今朝屋根のチェックをする為に、お客様のお宅まで伺ってきました。
RC(コンクリート)造の3階建ての住宅ですが、増築された部分から雨漏りがするというので、屋根の具合を職人さんと一緒に確認しに来たという訳です。
実は、以前にも職人さんと見に来て、外壁や庇(ヒサシ)の上端からの漏水の可能性が高いという結論に達したのですが、念の為屋根の状況も見ておこうという趣旨でした。
しかし乍ら、3m程ある脚立を使っても、屋根のヘリまで上がることが出来ず、無理をして万一のことがあってもいけないとのことで、屋根に上がるのを断念しました。
仕方がないので、屋根については塗装の塗り直しで対処するという簡易なパターンと屋根材を一旦剥がして新たに鈑金屋根を施工し直すというパターンの2種類を見積しておいて、実際に足場を組んだ時点で状況確認してどちらの施工をすべきか判断しようという結論に達しました。
それにしても、どうしてこんなに高い位置まで屋根を上げたんでしょうねぇ。ここまで建物を高くする必要はないようにも感じます。何れにしても、せっかく足場を組むのですから、外壁・屋根・樋・窓周りなどの外装のメンテナンスを出来るだけ一度にやりたいと思います。
コンクリートの建物は、水が中に入ると鉄筋を錆びさせる危険性が大きくなります。コンクリートと鉄筋の双方で耐震強度を上げる構造ですから、その何れか一方でも劣化してしまえば建物としての信頼性に係わってきます。そういう意味でも、しっかりした施工が求められると思います。
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