ロジェール社製の古いドロップインコンロ TS-40Bのメンテナンスに行ってきました。
修理部品の供給先にも既に部品はないと言われ、掃除や研磨などで何とか復旧しないかダメ元で作業をしてみました。
クレンザーや重曹はアルカリ、クエン酸は酸性といくつもの洗浄剤と一緒に金属ブラシやタオル、ドライヤー、歯ブラシを準備。
実際に現場のお宅に着いて作業を開始したのですが、多少の錆びやスス汚れはあるものの奥様の手入れが行き届いているせいか、すこぶるきれいな状態でした。
とは言っても、何らかの汚れによる不具合があるかも知れないということで、バーナーヘッドやその受け台、点火プラグ等の汚れ落としを行いました。
4つあるバーナーのうち、1つのバーナーは1回だけ奇跡的にガスに点火して着火出来ましたが、その後はまた元の状態に・・・。そして、他の3つはツマミを回すと「カチカチ」音はするのですが、ガスが出るだけで全く反応なし。
スパークさせる為の部品か、途中の結線の不具合だと思いますが、しっかりした分解手順や交換部品の調達が出来ていない状況では、これ以上手を入れることは控えるべきでしょう。
再度、修理部品を供給出来る会社に問い合わせをしてみて、何らかの対処方法がないか探ってみることになりました。だって、そこ以外は全く問題がないコンロですからね。
もしどうしてもダメなら、新しいドロップインコンロを調達する方向となるかも知れませんが、ロジェールのデザインはほんと可愛らしいですから何とかしてあげたいものです。
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