輸入住宅の玄関ドアや勝手口ドアを開閉する為のヒンジ(蝶番)ですが、内部ドア用のヒンジよりも強度や耐久性があるものが必要です。
それは、ドアの大きさや重さが、内部ドアよりも大きくて重いですし、使用頻度も他のドアよりも多いのが理由です。
木製の玄関ドアの場合、幅は914mm、高さは2mが標準的ですが、木製の内部ドアの場合、幅は712mm、高さは2mが標準的です。その理由は、やはり玄関が家の顔であり、出来るだけ立派に見せたいという気持ちがあるからかも知れません。
また、重さですが、木製の玄関ドアが70㎏近いのに対し、内部ドアは30㎏程度しかありません。それは、玄関ドアにはステンドグラスのトリプルガラス(うち2枚は強化ガラス)が入っていることが多く、木の種類も比較的重量のある米松やオークが使われているからです。
そんな強度のある外部ドア用ヒンジですが、通常は3セットが1組となってドアに取り付けられています。ですから、ヒンジが擦り減って交換する際には、3セット共交換する必要があるのですが、大きさや形がいろいろありますから注意が必要です。
写真は、高さが127mmのものがドアに取り付けてあったのですが、私が手で持っているヒンジは102mmの高さしかありません。同じヒンジでも、部品メーカーによっては高さや幅が異なるものがありますので、注文の際にちゃんとサイズや形、色の確認をお願いします。
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