今なら、古いダブルハングでも交換出来ます

今なら、古いダブルハングでも交換出来ます

ハードのダブルハング交換用サッシュ

つい最近シエラ・パシフィック(Sierra Pacific)という会社に買収されたアメリカの輸入サッシ・メーカー、ハード(Hurd)社。

両社が競合するようなサッシもありますから、今後どのように製品の販売をしていくのか見守りたい処ですが、現状はそれぞれの製品をそのまま製造販売していくらしいので、まずは一安心。

写真の建具(障子)は交換用に調達したものなんですが、来週にも岐阜県の古川にある輸入住宅へ取付けに伺います。そのお宅の窓はガラスにヒビが入ってしまい、建具ごと交換しなければならなかったのですが、サッシが古くて現在は製造されていないという状況でした。

ただ、ハードのアルミクラッド・サッシは、Replacement Kit(Upgrade Kit)というものが存在していて、サッシの両サイドにあるレール枠(ジャムライナー)を新しいものに付け替えることで、新しいタイプの建具を既存の窓枠に納めることが出来るのです。

ですから、古いタイプのダブルハングの窓ガラスが割れたり、ペアガラスの内部に水分が入り込んで結露を起してしまったりしても、窓枠をそのまま利用して新しいタイプの建具に交換出来るという訳です。

ただ、こうしたサービスがいつまで続けられるのかは定かではありませんから、もしハードのサッシにトラブルが発生したら、早めに交換・修理をされることをお勧めします。

<関連記事>: サッシのデザイン変更があっても対応出来ます (2016年3月10日)
<関連記事>: 無事取付け出来ました (2016年11月15日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。