1914年生まれの東京駅

1914年生まれの東京駅

この建物は、言わずと知れたJR東京駅丸の内駅舎です。

当然、私共が施工した現場ではありませんが、屋根材には天然スレート(粘板岩)を、外壁はレンガ積みをしている点で、私共が今、愛知県丹羽郡大口町で施工しているB邸と全く同じコンセプトで造られています。

JR東京駅は、大正3年(1914年)に竣工していますので、既に89歳を迎えています。関東大震災も経験していますが、屋根や外壁は見ての通りの美しさを保っています。

やっぱり、本物はいいですよね。今の日本の建物が悪いという訳ではありませんが工業化された材料を多用して、奇抜なデザインで目を奪うようなものとは一線を画しているように思います。

勿論、こういった自然素材の材料は、将来にわたって殆どメンテナンスフリー。

イニシャルコスト(初期投資)を取るか、後々のメンテナンスコストを考えるかはお客さまの考え方に因りますが、街の色あせた瓦や、汚れたり、割れたりしているコンクリートパネルの外壁サイディングを見ると、「この家の人は、そろそろ建替えを考えていらっしゃるんだろうなぁ」と思うのは私だけ?

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、ご相談下さい。

<作品紹介>: 大人のブリティッシュトラッド ~B邸~

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