とあるお客様から、輸入ドアのガラスが割れたが、近所のガラス屋さんでは対応出来ないと言われ困っているという相談を頂きました。
どういった経緯でこうなったのかは分かりませんが、ペアガラスの外側のガラスのみが割れて、内側の1枚は残っているようです。
ガラスに細かくヒビが入っているところからすると、強化ガラスが使われているようです。カナダの輸入フレンチドアらしいということですが、ガラス面が膝より下にある掃出しサッシやフレンチドア等は、人間の衝突でガラスが割れないように強化ガラスにすることが、北米では義務付けられています。
当然、残った内側のガラスも強化ガラスですから、現状では防雨や防犯といったことで心配することはありません。でも、早めに対処してあげないと、お客様としては不安ですよね。
ただ、サッシ(ドア)・メーカーが不明ということですから、代替品をメーカーから調達することは不可能です。ペアガラスだけなら何とかなるのですが、ガラスをドアに固定する為の押し縁(Glazing Bead)と呼ばれるパーツを壊さないように外すのが大変なんです。
割れたり折れたりすれば、新しいペアガラスを取り付けた後にドアに固定することが出来なくなってしまいますから・・・。
おうちは、すぐにお伺い出来るような距離の所ではありませんから、もう少し遠隔操作で情報収集させて頂いた上で、どう対応するかを慎重に検討しないといけません。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。