先日、ヴァイスロイ(Viceroy)社のケースメント・サッシの修理・メンテナンスをご相談頂いたという記事を書かせて頂きました。
そして、昨日豊田市のお客様のおうちに訪問させて頂き、無事作業を終了致しました。
その際、交換したウィンドウ・ヒンジという部品がこちら。元々輸入サッシに取り付いていたものを見て、お客様自身が海外の購入サイトで新しいものを調達されたようですが、よ~く見ると若干形が違っていますね。
ほぼ同じ大きさではありますが、お伺いする前にその旨をお伝えして、絶対取付けは可能と言えないけれど、一度やってみるかどうか決断して下さいというお願いをして、伺うこととなりました。
私も全く同じ部品であれば、ビス穴がバカになっているなどの不具合がないのを前提にして、取付けにはある程度自信があります。しかしながら、「微妙に違っていても大丈夫」とは言えないのです。
また、このウィンドウ・ヒンジは、オーニング・サッシと言って、下側が外に開いていくタイプの窓に使われるのが一般的なヒンジでしたから、更にハードルは高くなります。案の定、取付けするのに苦労した部分もあって、その分時間も多く掛かりましたし、お客様にもお手伝いをお願いしました。
全くの素人の人が、古いものと同じ部品を探すのは大変なことだと思います。トライされたことには大変敬意を表しますが、少しでも大きさやデザインに違いがある場合には、私共のようなプロに調達をご依頼頂くこともお考え下さいね。
<関連記事>: サッシ上部にもヒンジは付いている (2016年9月16日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。