こちらは、神戸のお客様からご相談を頂いたシングルハング・サッシ。
輸入サッシであることは分かるのですが、樹脂製かアルミ製かは写真だけでは判断出来ません。
また、このサッシに付いていたと思われるチャネル・バランサーが外された状態で写っています。糸切れを起こしていないようですから、不具合がないものなのか、それとも糸を巻き付ける滑車の動きが悪くなって、バネの機能が十分に果たされなくなったものかも知れません。
こうしたバランサーは、糸切れ以外でも不具合が発生しますし、そうなると窓の開閉が難しくなってくるのです。それにしても、サッシ周りが随分汚れていますねぇ。
こんな状態では、窓のメンテナンスもろくになされていないでしょうから、いろいろな部分が悪くなるのは極々自然です。家というものは、愛着が一番大切です。愛着があれば、自然と可愛がるものです。それは、家もペットも同じです。
可愛がって手入れをしてやれば、長く生き続けてくれますが、放ったらかしにして何もしなければ、その寿命も相応になります。30年も経たないうちに壊される日本の住宅の多くは、住宅メーカーが何もしてくれない、工務店に騙されたということではなく、住み手もメンテナンスを怠っていたというのも事実です。
そうならないようにする為には、造り手も使い手も一緒に長く点検・修理をしていけるような関係を築き上げることが大切です。そこには、お金を越えた何かがなければいけないと私は思います。
ただ、今回のケースでは、お金や手間を掛けてでも直したいとお考え頂けているのか、・・・? 私だって骨折り損は嫌ですからね。
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