これもヒンジ?

これもヒンジ?

インシュレート・サッシのヒンジ

玄関ドアや室内のドアには、蝶番と呼ばれるドア・ヒンジが付いています。ドアを開閉する際の支点となる部品で、普通は3枚付いていますね。

輸入サッシでも開きの窓には、同様にヒンジが取り付けられていますが、その形状はドアとは全く異なります。(尚、国産サッシでは、ドア・ヒンジと同じ形状のものが付いているケースが多いかも知れません)

開きのサッシと言っても、横方向に開く竪滑りタイプのケースメントや下側が外に開いていくオーニングがありますが、開く位置が違うだけでおおよそヒンジの構造は同じです。

ただ、サッシ・メーカーによって、窓ヒンジの形状や大きさは異なったものが付いていますから、取り換えるなどの際は注意が必要です。

写真のものは、インシュレート(Insulate)社のケースメント用として取り付けられていたヒンジです。ロト・システムと呼ばれる開閉構造の部品ですが、他社製のサッシのものとは形状が全く違います。(機能的には変わりませんが・・・)

当然、これに付随するオペレーター(ギアで開閉を操作する部品)も独特であることは言うまでもありません。部品の平準化が進んでいる北米の住宅ですから、こうした窓部品も同じものをどの会社でも採用しているというふうにしてくれたらよりよい気がするのですが、なかなかそうはならないようです。

ただ、サッシ・メーカーが万一なくなってしまっても、パーツを供給する部品メーカーは存在しますから、将来部品がなくて修理が出来ないという不安は少ないかも知れません。

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