先日、排水管の結露や尿漏れで便器周りのフローリングが黒ずんでしまったという記事を書きましたが、これがリフォーム後のトイレです。
床のトラブルは、1階・2階の2ヶ所だったのですが、こんな感じできれいに仕上がりました。
フローリングを剥がして、新たに大判のタイルを張ることが一番いいと考えましたが、床を剥がせば下地の構造用合板をも傷めてしまう可能性がありますし、幅木などもやり直しが必要になります。
また、日程についても数日工事期間が延びてしまう為、ベターな選択としてクッションフロアを張ることとなりました。タイルだと、また男性陣が便器外に尿を飛ばすようなことがあれば、目地が汚れてきてしまいますから、この選択は正解かも知れません。
便器に隠れている部分のフローリングも幸い損傷レベルは大したことなく済みましたので、表面が剥がれた部分を速乾モルタルでフラットにして、クッションフロアを張ることが出来ました。
また、シャワー便座の給水ホースや接続部分からの水漏れは、シャワー・トイレをジャニス工業の新しいものに交換しましたからもう大丈夫。
そして、以前のホースは、蛇腹のステンレス製フレキ管でしたから、子供が少しおもちゃにして曲げるだけで、水漏れを起してしまいます。今回は、柔らかな樹脂ホースを採用していますから、少しくらい動かしても平気です。
更にこのトイレは、便器の縁に返しがなくて、お茶碗のようにツルッとしていますから、掃除も楽でデザインが美しいんです。クッションフロアは、70年代に流行っていた感じのレトロなイスラミック・デザイン(幾何学模様)で、なかなかいいでしょ。
リフォームと云えども、デザインや機能には妥協したくないですから、お客様の生活スタイルに合わせて最適な施工を心掛けたいものです。
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