昔の格子は、プラスチック製でした

昔の格子は、プラスチック製でした

白い飾り格子(グリル)

輸入の木製サッシで有名なアンダーセン(Andersen)。

こちらのダブルハング窓は、20年近く前に施工されたものですが、古くなった感じが逆にアンティークさを醸し出して美しいですね。

また、この頃の飾り格子は、白い樹脂製のものでしたから、フレームの木目の雰囲気と白い格子とが相まって、更にお洒落感を感じさせてくれるものになっています。勿論、フレームの木部も白く塗装してしまうと、より統一感が出るのですが、こうして色違いのデザインにするのもなかなか素敵です。

今回、お客様から窓に付いていた飾り格子が破損してしまったので、新しいものに交換したいというお問い合わせ頂きました。格子自体はメーカーに言えば取り寄せは可能なんですが、実は今生産されている格子は全て木製のものになっています。

ですから、ほんの少しだけ質感が違ってきます。まあ、然程違いはないと言えばそうですし、木製の方がより高級感があって好きという方もいらっしゃるでしょう。

ただ、オリジナルに拘るという人には残念ですが、破損した場合は我慢して頂く必要が生じます。輸入住宅をこよなく愛するという人には、こうした拘りのある人は少なくありませんが、臨機応変で対応していくことも大切ですね。

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