こちらは、三和シャッターさんが施工したガレージ・ドア。
施工後10年ですから、そろそろ調整・メンテナンスが必要な時期になってきています。
三和シャッターさんのガレージ・ドアの施工は少し特殊で、ドアを持ち上げる為のトーション・スプリングが電動オープナーの後方に付いています。
多少高さが高い木製ドアですが、幅は通常の2.4m(8フィート)なので、それ程重量はないはずですが、大きなバネが2つも装着されています。大きさの割にバネの強度が低いのか、バネのたわみも大きいですね。
気になったところはそれくらいで、ガレージ・ドアのバランスなども問題なくスムースにレールを移動します。ただ、オープナー本体に問題があるようで、暫く動かさないとスイッチを入れてもモーターが動かなくなるらしいのです。
そして、一旦ブレーカーを落として電源をリセットすると、またモーターが動くようになります。いつもそうなる訳ではないようですが、その頻度や問題が発生する間隔が徐々に短くなってきているとのこと。
オープナーは、アメリカ ジニー(Genie)社のものを使っていますから、私たちが持っているものと同じかと思いましたが、天井すれすれに取り付け可能なオープナーは、通常在庫品とは違う特殊な製品です。
これに代わるものもあるのですが、ドイツ製のオープナーで金額も倍以上します。電子基板を交換すれば、問題解決するかも知れませんが、基板の交換手間や輸入に掛かる日数や運賃を考えると果たして本当に安いのか分かりません。
当然、メーカーが修理する訳ではありませんから、修理に関しての保証もありませんし、近くに取り付けられている電動ウインチなどの電磁波が基板に影響を与えているとしたら、交換しても同じ問題がまた起こってしまうでしょう。
そうなると、どこに原因があるかは全く掴めませんから、結局全交換しか方法はなくなり、費用はどんどんかさんでいくこととなります。このケースでも、急がば回れということかも知れませんよ。
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