ファイバーグラス・クラッドの木製輸入サッシ、マーヴィン(Marvin)社のインテグリティ。
外装はグラスファイバーを樹脂で固めた素材で覆っていますから、従来のアルミに比べて熱も伝わりにくく、熱膨張や収縮による窓の不具合が起こりにくいと言われています。
ただ、そうした高耐久・高断熱のサッシでも一生不具合がないという訳ではありません。どんなものでも手入れを怠れば、必ず修理や交換・メンテナンスが必要となることを忘れてはいけません。
こちらの網戸は、15年程前に施工されたインテグリティ(Integrity)のダブルハング用のものです。アルミ枠のフレームの中に仕込まれていたプラスチックのコーナー部品が破損してしまい、網戸として使えなくなっています。
このコーナー材は、通常フレームの中に隠れていますから、劣化することが少ないように思われますが、コーナーの隙間から雨水や紫外線が入り込めば、そのうち悪くなってくるかも知れません。
今回、コーナー部品だけの調達が出来ないか、メーカーに確認していますが、やはり網戸自体をオーダーしなければならないようです。
インテグリティの網戸は比較的安価に購入出来そうですが、製作するのはアメリカです。製作は注文後ですから、納期も3~4ヶ月掛かることを了解して下さいね。
そうそう、輸入網戸のスクリーンは交換可能ですが、専用のものの方が耐久性もあってお勧めですよ。
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