アメリカン・ポストと言えば、カマボコ型のスチール製。
特にアメリカの片田舎のロード・サイドなんかに行くと、一定間隔で錆び付いたポストが並んでいる光景はよく見かけます。
やっぱり、アメリカのポストは、少し錆びているくらいが一番格好いいと思います。ただ、こうしたポストは長いポールの上に載せるタイプが一般的で、家の壁に取り付けるとなると少々難しいものがあります。
そんな中、数年前に愛知県豊川市で取り付けたこの郵便受けは如何でしょうか。シンプルだけれど、スチール感満載でなかなかいいでしょ。
私のお客様から新しいポストでいいものはないかという相談を頂きましたので、これを紹介させて頂きました。その際、お客様から郵便受けの下の半円形の空間って、何に使うの?という質問を頂きました。
いや~、いい質問ですねぇ。なんか、待ってましたという感じです。アメリカではNewspaper Boy(郵便配達)が、新聞を配る際家の軒先に投げ入れるのが一般的です。(余談ですが、昔、ファミコン・ソフトでPaper Boyという超むずいクソゲーがありました。知ってる人は相当なマニアです)
そこで、敷地の奥まで入ってこられるのも何だから、ポストにこうした半円形の空間を付けてそこに丸めて入れてもらおうと考えたみたいです。いちいちフタを開け閉めする必要はないし、丸めるだけだから新聞も折れ曲がったりしない。
勿論、定期購読の雑誌類なんかも入れてもらえます。アメリカ人って、合理的ですねぇ~。
ただ、これを日本で取り付けた時、新聞屋さんや郵便屋さんがそれに気付いて入れてくれるかは、その人次第かも知れません。でも、そんなことを知っている新聞配達がいたら、そりゃ大した街ですよね。
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