10年近く前に新築された犬山市の輸入住宅へメンテナンスに伺いました。
今回は、輸入の玄関ドアなんですが、ドア下に取り付けられていたボトム・ウェザーストリップのブラシ状になった部分が破れて脱落していますし、ドア枠の四方に取り付けてあるウェザーストリップ(気密パッキン材)も少し縮んで弾力がなくなってきました。
また、ドア自体の下がりや倒れ込みによって、デッドロックの鍵が固くなっていましたし、ドア・ヒンジの摩耗も起こっています。こうしたことは、個々に発生したトラブルではなく、実はドアの重量と長年の使用が原因の一連の問題なんですね。
それから、そうした場所の補修メンテナンス以外に、防犯対策用のガードプレートの装着やディンプル・キーのロック・シリンダーへの交換といった新たな施工も行ってきました。
玄関ドアを一旦外しての作業やドアやドア枠の加工が必要な作業もありましたから、全てをやり終えるのに、3時間以上の時間が掛かってしまいました。でも、苦労した甲斐あって、ドアはほぼ新築時の状態を取り戻し、更に防犯強化を行うことで安心感も増しました。
やっぱり、10年毎くらいを目処に家をメンテナンスしてあげると、見違えるようになりますねぇ。(お伺いしたついでに、窓やキッチンのメンテナンスについても相談されました。そりゃ、この機会に専門家へいろいろ聞きたいことはありますもんね)
写真は、そのおうちから外してきた古いドア・ヒンジです。ヒンジとヒンジの間に入れてある金属ワッシャーがこんなに小さくなって、隙間さえ明くようになってしまいました。
また、形状も何やら歪な感じになっているのが分かりますよね。こうなってしまえば、ドアは当然下がってきますし、建て起こしも悪くなるはずです。
鍵やドア・ラッチが掛からなくなってきたら、それは玄関ドアをメンテナンスするサインです。放置すれば鍵やラッチをも交換しなければならなくなりますから、早く直すことが肝心です。
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