最近、一般住宅でも設置する家を見かけるようになったコンサバトリー。
壁だけでなく、屋根(天井)までもガラスにして、光をたくさん取り入れた空間を造る温室のような建物です。この写真は、とある施設内のレストラン。
多くの人が出入りする為、場違いなエアコンが天井にあるのは致し方ないですが、極端に明るくしていないところは、いいですねぇ。
コンサバトリーというと、その多くが南側の一番日当たりのいいところに設置されるのですが、日本のように夏の日差しが強烈な地域には南側に設置するコンサバトリーは、あまりお勧め出来ません。
元々、天候が不順だったり、気温が低いヨーロッパで考え出されたものだということを知らずに形ばかりを追い求めるのが日本人の悪いところです。私だったら、家の北や東の落ち着いた場所にこれを持っていきたいですね。
フランスなんかでは、北側の部屋は一番いい部屋として考えられています。それは、暑さ寒さや明るさの変化が他の部屋より少ないので、静かな時間を過ごせることが出来るからです。
カーテンや照明器具に気を遣って、おしゃれなインテリアを演出出来れば、お友達とのアフタヌーンティーも美味しくなると思いますよ。コンサバトリーは、敷地空間さえあれば後からでも設置出来ますので、手軽に家のイメージ・チェンジをしたい方にはお勧めです。
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