今朝は、名古屋市緑区の現場で木製ガレージ・ドアに付いていた電動オープナーを交換してきました。
今までは米国リフトマスター(Lift Master)社のチェーン・ドライブ型のモーターが付いていたんですが、今回はジニー(Genie)社の新しいタイプのものを取り付けました。
その違いの第一は、ガチャガチャうるさいチェーンのドライブ方式が静かなスクリューのドライブになったことです。ドライブ・レールに仕込まれた長いスクリューの棒が回転することで、スクリューのネジ切りに沿ってドアが前後(上下)に移動します。
チェーンのように金属音もしませんし、それによる摩耗やチェーンの伸びの心配もありません。ですから、チェーンの外れによるドアの開閉不能といった問題もなくなります。
また、今回オープナーの交換の原因となったプラスチックの内蔵ギアは、この製品では存在しません。それは、スクリューを直接モーターが稼働させるという構造の為、ギアの摩耗の問題も解消されているということです。
但し、ドアの開閉スピードを減速させる為の小さなギアは入っているようですから、全てがメンテナンス・フリーとなった訳ではありません。
また、ドアが地面に付く前に、スピードを減速させて柔らかくドアが閉まるといったスロー・シャット機能も付いていますから、ドアやオープナーへの振動や衝撃も少なくなっている点もいいですね。
ビルトイン・ガレージの構造は、特に昔から変わっていませんが、一つひとつの機器やパーツが進化していますから、古くなっていつ壊れてもおかしくないものであれば、新しいものに交換するのも安心出来ていいかも知れません。
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<関連記事>: ギアが摩耗したら、本体もそろそろ交換? (2016年6月6日)
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