建具交換だけでは、済まされない

建具交換だけでは、済まされない

ボウウインドウの劣化

ここの処窓のトラブルの話が続きますが、こちらはメーカー不明のアルミクラッドの輸入木製サッシです。

遠目に見れば、美しい木製のインテリアですが、雨漏れによって腐れや傷みが見受けられます。写真は、5連のボウ・ウィンドウを拡大したところですが、FIX(はめ殺し)窓とFIX窓との境目の部分でボトム・カウンターの板に穴が明くくらい劣化してきています。

木が黒くなったくらいなら、ヤスリ掛けや防水塗装、コーキング処理で何とか補修が出来るのですが、ここまで来ると窓の構造自体に問題が起きているでしょうから、窓の交換以外方策はないかも知れません。

ボウ・ウィンドウと言えば、見た目も豪華で価格も特段に高いですから、極力費用が掛からないようにしてあげたいのが人情ですが、ここで費用をケチっていい加減な仕事でお茶を濁せば、すぐまた修理が必要になることは目に見えています。

いや、雨漏りの原因究明と構造的に劣化した部分までの修理をしておかなければ、もっと大きなお金が掛かることは必至です。急がば、回れ!こういう場合は、お金を掛けてでも丁寧に直しておくことが家を長く使っていく一番の方法ではないでしょうか。

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