3月に西尾市のお客様から相談を頂いていた木製玄関ドアの塗り直しに昨日ようやく伺うことが出来ました。
施工のお話は4月にはご了承を頂いていたのですが、ペンキ屋さんの仕事が混んでいたのと、お客様も5月のゴールデンウィークまでは忙しくされているというので、日程が延び延びになっていました。
つい数日前までは1週間ずっと天気が続くという予報でしたから私たちも安心していたのですが、夕方から夜に掛けて雨が降るという予報に変わり、早めに施工を完了しなければいけないと少し焦りましたが、無事きれいに納まりました。
吹き込んできた雨が当たりやすいドアの下の方が、塗装も剥げて木も傷んでいたので、まずは全体的に既存の塗料を落とすべく細かな目のヤスリ掛けを行いました。
ただ、劣化した木の目や割れに入り込んだ古い塗料は、全て取り切るというのは不可能ですから、ある程度のところまで取ってから着色塗料を塗ってから、最後に屋外用木部専用塗料のティンバー・ケアで仕上げました。
さあ、どうでしょうか?以前の記事に掲載したドアの写真と比べれば一目瞭然。新築時の美しさを取り戻したと思いませんか?しっかり施工すれば、劣化したドアもこれくらいきれいになるんです。
塗料を知らない塗装業者は、外部に内装に使うニス系の塗料を塗ったりしますから、そりゃ早く悪くなるのは当然ですし、自然オイル系のオスモや防腐剤のキシラデコールなどを塗っても防水保護をしてくれる期間はほんの数ヶ月しかありません。
材料をよくわきまえて、適切な技術で施工をすれば、木製のドアやサッシでも長持ちしてくれるのです。勿論、永遠ではありませんから、その間の手入れやメンテナンスは必要です。
最後に、ドア下に取り付けてあったボトム・ウェザーストリップやドア枠側のウェザーストリップの交換、ドアの傾き調整も行いました。(ボトム・ウェザーストリップの交換は、ドアを一旦外さなければいけませんので、施工は結構大変ですが・・・)
私たちなら、塗装だけでなくドア全体のメンテナンスも行えるというのがいいですよね。
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