ガレージ・ドアは、電動モーターの力で上げ下げしているように思われていますが、実際は大きなバネの力を利用して開閉するように作られています。
ガレージ・ドアの真上に取り付けられたこのバネのことをトーション・スプリングと呼ぶのですが、緩んだり巻き上がったりするのを長年繰り返していると、金属疲労を起こして断裂してしまいます。
トーション・スプリングの寿命は、おおよそ10年。車のタイミング・ベルトを10万キロで交換するような感じで、トーション・スプリングも交換が必要です。
こちらの写真は、地震の続く大分のお客様の2ヶ所のガレージに取り付けられたものの1つですが、地震の前に2ヶ所共切れてしまったようです。
地震前に一度問い合わせを頂いていたのですが、地元で業者さんを探すということで一旦話は終わったのですが、部品の納期が何ヶ月も掛かってしまうということで、再度ご相談を頂きました。
遠隔操作で大きさや重量をお客様自身で計測頂いて、現在適合するトーション・スプリングやドラム・ワイヤーを確認しています。恐らくご注文後1週間程度で新しい部品を出荷出来る予定ですから、すぐにガレージ・ドアは稼働するようになると思います。
ただ、九州にはガレージを調整メンテナンス出来る職人さんがいないという状況ですので、お客様がお願いする業者さんがちゃんと施工出来るかが心配です。
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