ウォーク・イン・バス

ウォーク・イン・バス

Walk in Bath

日本でもお年寄りや体の不自由な人の介護の問題が、どんどん大きくなってきていますが、それは日本に限らずアメリカやカナダでも同じ。

北米のいろいろな住宅設備メーカーが、これに対処しようと様々な製品を出していますが、これもその一つ。

北米でもメジャーなメーカーであるAmerican Standard社のウォーク・イン・バスですが、普通の浴槽のようにエプロンをまたいで入浴する必要はありません。このようにウェーブの付いたお洒落なドアが肘の高さまでありますから、開け閉めも簡単で浴槽を覗かない限り他の人が中を見ることは出来ません。

また、入浴時には寝転ぶような姿勢を取らず、中はイスのような形状をしていますから、座ったままでお湯を張ったり、楽にシャワーを使ったりも出来ますね。写真のように、お洒落な洗面・バス空間に設置しても違和感がなくインテリア・デザインをダウンさせる心配がないのも、舶来品らしいところです。

そうそう、このバスタブのドアは内開きですから、お湯を張った状態で強い水圧の掛かった時には開くことが出来ません。そこもよく考えられていますよね。

私たちが建てる輸入住宅でも、こうしたニーズは高まると思いますし、若い健常な家族が使っても違和感のないデザインと機能が必要とされる時代ではないでしょうか。

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