こんなんだけど、皆どうする?

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愛知県の30年超過地震確率

平成21年に政府の地震調査研究推進本部 地震調査委員会というところが発表した全国地震動予測地図というものがあります。

各県毎に地震の予測確率などを出しているんですが、ここ愛知県のものを見てみると、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率 (30年超過確率)は、図のような状況でした。

都市部のほぼ全域が、濃い赤色の26%~100%といった最大確率となっているではありませんか。

確かに、南海及び東南海トラフによって引き起こされる大地震が予想されていますから、沿岸部では強い地震が想定されているとは思いますが、もしこれが現実になると愛知県のみならず東海地方の沿岸部は壊滅的な被害を受けるんでしょうね。

また、この図は地震のみの予想ですから、大津波が地震の次に襲来した場合、建物の強度が落ちた状況でやってきます。そんな状況では、地盤が低い名古屋市南部や尾張西部地域では被害が拡大するはずです。

あと、南海及び東南海トラフ大地震以外に、活断層地震の予想がこの図の中には含まれていることを忘れてはいけません。

強い地震は1回で終わるはずもないでしょうから、熊本の地震のように何日も掛けて建物が次々崩壊していくという状況にもなるでしょう。そういう場合、避難所から戻れない事態が続くということも覚悟しておかないといけません。

いや~、熊本や大分の地震は、他人事じゃないというのが皆さんもお分かり頂けましたでしょうか。行政と連携して、私たちもこういう事態への対応・計画を立てるきっかけにしなければいけません。勿論、家の補強・改修もやるに越したことはありません。

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