東海地方の活断層

東海地方の活断層

東海地方の活断層マップ

熊本や大分で大きな被害を出している活断層地震。

私たちが住む東海地方では、どこに活断層が走っているか皆さんご存知でしょうか。せっかくですから、最新の状況を調べてみました。

ホームメイドがある愛知県日進市では、すぐ脇に大府市から豊明市、東郷町、豊田市猿投へと続く一直線の活断層が走っています。

また、岐阜市の方から一直線に名古屋市中心部へと走る活断層も見受けられますから、この2つの活断層がV字又はY字の形で愛知県の活断層を大まかに構成している感じです。そして、鈴鹿山系や養老山系のふもとの周囲や三重県の桑名市から津市へと連なる沿岸地域にも多く見受けられる状況です。

これは、現在確認されている活断層だけのマップですから、未知の活断層が隠されていることも忘れてはいけません。もし活断層の近くにお住まいの方がいらしたら、地震の際にどう逃げるか、その前に何を準備するかを考えておいた方がよさそうです。

いくら建物の耐震性を高くしても、何度も強い地震に襲われればどんな建物の強度も落ちてきますし、地盤が割れるようなことがあれば、強い基礎でも壊れる可能性が生じます。

特に木曽川等の砂利が堆積して出来た濃尾平野は、地盤の流動化が起りやすい場所ですから、免震システムが機能しなくなるリスクも考えに入れておかなければなりません。

勿論、家が壊れないことが一番ですが、人間が造るものに絶対安全などという神話はありません。結局、私たちが地震に勝つなどという大それたことは出来ませんから、いかに難をうまくかわすかが大切です。

だからこれは、災害に備える為のハザードマップでもあります。単に怖がるだけではいけません。

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