太陽の熱や紫外線に曝される窓は、外壁や屋根と同様過酷な環境に長い間耐えています。
その為、国産のサッシ・メーカーは、出来るだけ消耗が少ないアルミを使って窓を作った訳ですが、断熱性や耐火性の問題でアルミと樹脂の複合材を用いたり、雨戸を追加したりする対策を打ち出しました。
そんな中、断熱性の高い輸入樹脂サッシの技術を導入しながら、防火認定をクリアしたのが、クレトイシの窓 モンタージュでした。(お客様の資料には、サーティンティード社のサッシとなっていましたが、クレトイシが窓の製造を開始するに当たり、サーティンティードの技術導入をした経緯があります)
ですから、クレトイシのMontageは、防火地域や準防火地域にある場所での住宅建築によく使われているようですが、どうしてもメンテナンスが必要になる部品もあるんですねぇ。その1つが、この小さなプラスチックのガイド部品。
マルチロックと言って、1つのロックレバーで数ヶ所のロックポイントに鍵を掛けるというシステムなんですが、そのレバーの動きを各ロックポイントに伝える役目を果たすロック・バーを支えているのが、このガイド・パーツなんですね。
ロック・バーの動きが固くなったりすると、この部品にも無理な力が掛かったり、紫外線に曝されて柔軟性が失われたりすると、割れて欠損してしまうことがあります。
こまめに潤滑油を差してあげたり、汚れを落としてあげたりすると、耐久性は上がるのですが、それでもそのうち交換が必要となります。
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