こちらは、トリムライト社製ファイバーグラス・玄関ドアの写真ですが、ステンド・グラスの周囲にあるモール材(モールディング)にヒビが入ってしまいました。
築12年ということですが、その割には木目の塗装の状態もよく、きれいにお使い頂いている感じがします。
ファイバーグラスが入った樹脂で表面が覆われたドアですから、ドアそのものは相当丈夫に出来ていますが、ガラスを押える部分のモール材は、樹脂のみで出来ていますから、経年劣化のスピードも多少早いのかも知れません。
このひび割れは、お客様ご自身でパテ埋めされて補修をされたようですが、やはり素人補修では気になるとのことで私共にご相談を頂いたようです。ただ、パテのようなもので簡易に補修する場合、素人の方がやるよりも多少見栄えよくは出来るものの、新品のようにきれいになる訳ではないので、それを許容出来る場合に限ります。
どうしても元通りにしたいという場合は、新しく無塗装のモール材をアメリカから取り寄せて古いモールをドアから外し、新しいものを取付けた後にドアごと塗装するということになります。
でないと、モールとドアの色がきれいに合いませんからね。費用と見栄えは、比例します。どこまで完璧を求めるかで、その費用も上下しますので、皆さんの希望をはっきりさせることが大切ですよ。
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