輸入住宅ならではの醍醐味

輸入住宅ならではの醍醐味

廻り階段

以前撮った写真を整理していましたら、いろいろ素敵なものが出てきましたのでご紹介したいと思います。

この写真は、数年前に岐阜県岐阜市で建てさせて頂いたレンガ積み外壁の輸入住宅 N邸の廻り階段(サーキュラー階段)を上から眺めたところです。

左に見える玄関ホールの正面から、この廻り階段が螺旋を描くように昇っていきます。手摺の親柱(ポスト)や小柱(バラスター)を白く塗ってエレガントさとリズムを感じさせるデザインにしました。

また、この階段が描く弧の中央にはクリスタルが散りばめられた大きなシャンデリアを配して、その豪華さを一層引き立たせています。

こうした雰囲気を醸し出す為にはスペースを大きく取る必要がありますが、余分なスペースを極力小さくしてリビングや各部屋を大きく取りたいという間取りの取り方からすれば、真逆の考え方をしなければなりません。

ですから、廻り階段を実現しようとすれば、広い家を計画するか、自分たちの占有空間を犠牲にするかしかありません。一点豪華主義とも言える廻り階段ですが、これが似合う家は輸入住宅しかないでしょうね。

何にこだわり、何を捨てるか。その取捨選択が潔ければよい程、こだわったものがその魅力を強く感じさせてくれるはずです。家づくりは、何でもありではなく、これしかないという思いで考えましょう。豊かな家づくりを実現したい方は、ご相談下さい。

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