井戸の処理

井戸の処理

井戸の通気筒

大昔、水利があまりよくなかった場所には井戸が掘られていました。そうした井戸は、ここ名古屋近辺でも未だに残っている状況です。

更地にされたこの場所でも、井戸であったであろう場所に空気抜きの筒が入れられた盛り土がしてありました。井戸のあった場所は地下に水脈があって、絶えず地下水が流れている状況にあります。

確かに家を建てる時は水道も引き込みますから、今となっては井戸は必要ありませんし、かえって邪魔であったりもします。そんな時、井戸を埋めてなくしてしまうという選択肢もありますが、私たちは極力そのままにしておくことをお勧めします。

ここの場合、敷地の真ん中にありますから、建物の下になってしまう可能性が高いのですが、こうした空気抜きを設けて、それを戸外へもっていくという方法がいいように思います。

迷信じみたことをやるという方もいらっしゃるでしょうが、水脈を埋めてしまえば、それがまた別の場所へと逃げていかざるを得ません。そうなれば、新たな水脈が出来、地下の別の場所に空洞が出来るということも起こるかも知れません。

そういう場合地盤沈下といった問題も発生しますから、できれば現状を壊さないように自然を残しておくことが一番のような気がします。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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