輸入住宅にお住まいのお客様からキャラドン(Caradon、CWD)社の掃出しサッシが腐ってきたという相談を受け、修理の為に本体を引き上げたという記事を先日書きましたが、昨日無事元の状態に修復することが出来ました。
どうでしょうか、何の変哲もないアルミクラッドのパティオ・ドアになっていますよね。木のフレームがあれだけ腐っていて、元通りになるなんて誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。
ただ、アルミのフレーム・カバーを見て頂くと分かるのですが、2つ穴が明いていますから、ここから雨がまた侵入しないか心配です。この穴はサッシ(ドア)の下に付いている戸車の高さを調整する為、そこにドライバーが差し込めるようにしてあるんですが、普通は室内側に明いているものなんです。
でも、キャラドンの掃出しサッシは、屋外側に調整穴が付いています。
この穴は新築当時からだったそうで、ここに何もキャップがされていなかったというのが、今回の腐りの原因かも知れません。(施工当時、フタか何か付属していたはずですが、何か分からず捨ててしまったのでしょうか)
防水コーキングでこの穴を塞ぐことも考えましたが、今後の調整メンテナンスに支障が出るのも困りますので、お客様に何か穴を塞ぐカバーをして頂くようにお願いしました。
輸入サッシの修理・メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
<関連記事>: ドアの下部が腐ったアルミクラッド掃出しサッシ(2015年11月12日)
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