この古びた金物は、輸入サッシを開閉させる為のオペレーター。
窓の下側が外へ開いていくオーニング(AWNING)と呼ばれるサッシですが、下から覗かない限り部屋の中が見えないので、プライバシー確保にはもってこいの窓だと思います。
こちらの輸入サッシは、どこのメーカーかは不明ですが、窓部品としてはそれ程特異なパーツではなく、北米の部品メーカーから調達可能なんですよ。
これ程錆びることはあまりありませんが、窓に目隠し機能が欲しい洗面やトイレ、浴室など湿気が多い場所に使われていたのかも知れません。
もう少しサッシを気にしていれば、窓を開けて乾燥させたり雑巾などで水分を拭き取ったりするなどすることが出来たと思いますが、普通のお客様はそこまで気付かないですよね。
こうした金物は、標準品が塗装したスチール製ですが、部品メーカーではステンレス製のものも作っているようです。
窓メーカーから出荷された当時からずっと使い続けていらっしゃる方は、是非一度ご自身の輸入住宅ではどういった状況なのかを確認して、必要あれば耐久性の高いタイプに交換することを考えてもいいかも知れませんね。
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