新築時に多くの皆さんが新調するベッド。
アメリカやカナダの人たちもそういった機会に部屋に合ったベッドや家具を買い替えます。ですから、街には大きな家具屋さんが結構あるんですね。
さて、今回写真でお見せするのは、ベッドの四隅に天井まで届きそうな柱が付いているペンシル・ポスト・ベッド。昔はキャノピーと呼ばれる天蓋(屋根のような覆い)が柱の上に付いていたものが、徐々に省略されてこの形になったと思います。
勿論、お姫様チックなデザインが好みの方は、柱の上にレースのような薄い布を掛けて、ベッドを上から覆うようなことをする人もいます。
ベッドの頭の部分は、三角の妻壁に取り付けられるペディメントと呼ばれる伝統的な飾りが取り入れられています。このデザインは、ギリシャ・ローマの時代から欧米で受け継がれてきたものですから、お好きな方も多いでしょう。
でも、こうした装飾的な伝統デザインの家具は、最近北米でも見ることが少なくなってきました。シンプル・モダンなインテリアに合せて、家具も直線的なIKEAのようなデザインのものが増えてきています。
ただ、シンプル・モダンの内装に、こうしたクラシックなアイテムが1つ置いてあると結構アクセントとなって、面白いインテリアになるのですが、なかなか勇気がないんでしょうね。
さて、皆さんならご自身の家づくりでどんな家具でインテリアを飾るでしょうか。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
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